横山から降りてきた後、今度は伊那市駅の
袂のようなところに立地する蔵元
「漆戸醸造」に。
こんなに近くにいたのにオヤジはこの日初めて
蔵の中に入りました。
この蔵は、大正時代に創業、現在では創業者の
曾孫にあたる漆戸兄弟が二人三脚で酒の製造・販売を
行っています。
外観も仕込み蔵も大正時代っぽい感じが。。。
東京農大で醸造を学び、新潟魚沼の銘醸「八海醸造」で
蔵修行をしたご兄弟の醸す酒は、綺麗な酒質と共に
伊那谷の地酒らしい穏やかな優しさが感じられます。
一通り蔵内を案内して下さった漆戸正彦社長から
沿革や現在の状況などのお話をお聞きしました。
酒名の「井乃頭」は東京武蔵野の井乃頭公園の
湧水に肖ったもであるということ。
また創業者の曽祖父の方は、嘗てオヤジの父親も
勤めていた箕輪町の「山岸酒店」に酒造を学んだとのこと
…などなど、初めて聞く話や興味深い話を
沢山してくださいました。
貴重な時間を割いてお相手して下さった
社長さん及び蔵の皆様に感謝申し上げます。