伊那谷辰野町で、蛍が飛び交うこの時季に開催される「ほたる祭り」。コロナ渦の中止を経て4年ぶりに開催されました。オヤジは久し振りに賑わいの中に身を置きたい気分になり、妻と友人アルガを伴って飯田線にて辰野町へ。金曜日の夜のせいか人出はやや疎らなものの、何時もは静かな商店街は露天も多く出店していて賑やかな感じです。早速小野酒造店の出店を訪ね先ずは酒を調達。有料の試飲では、先だってのコンテストで第一位のトロフィーを受賞した大吟醸を効かせていただきました。素晴らしい含み香に続き、膨らみのあるキメ細やかな吟味。スッと切れるサバケの良さは正にトロフィーの名にふさわしい。妻はつい追加をしておりました。その後、露天をぶらついた後例によって老舗の食堂「神田食堂」へ。2階のお座敷から賑わう通りを睥睨しながらモツ煮に枝豆、豚カツを肴に酒を飲み〆はラーメン。オヤジにとってのほたる祭りは、この場所で五目ラーメンを食べることだなと改めて感じました。「あー生きてて良かった」。その後再び小野酒造に立ち寄り後はそそくさと電車で帰途につきました。本当に久し振りに非日常に浸ることが出来た一夜でした。(因みに夜明け前大吟醸トロフィー受賞酒は7/20頃発売になる予定です。お楽しみに…。)